前回の前編からの続きです。いきなりこのページにたどり着いた人は、是非前編を読んでください。リンクは、→こちら。
後編は、20分以上も車内アナウンスもないまま待たされ、ようやく出発した、総武快速線千葉行きの電車が船橋駅に到着するところからです。
24:27 - 船橋駅到着。東武野田線の終電はとうの昔に出発しており、選択肢は自腹でタクシーか、40分間の徒歩コース。
この不況下、いくら業務理由としてもタクシー代は出ないので、JRにタクシー代出してくれないか聞いてみようと思いながら改札に向かう。
24:29 - 改札口に到着。予想通り、野田線に乗り遅れた人々が改札口付近に並んでいる。私も一応その列に並んだが、数十人並んでいて、本当にこの列でいいの?と思った。
その後のJRの手際の悪さだが...
係員A「すみません。一列に並んでください。順番にお聞きします」
乗客A「タクシー4人乗りになるんだろ?それならまず方向別に並ばせろよ」
係員A(黙って列の最初の人の行き先を確認)
係員B(一人目の乗客の話を聞いている時にいきなり事務所から登場し)「鎌ヶ谷方面の方!こちらにどうぞ!」
鎌ヶ谷方面の乗客たち(列などお構いなしに係員Bに突進)
鎌ヶ谷方面以外の乗客たち「おいおい、列に並んでるんじゃないのかよ!」
係員B(無言で、自分の周りに集まった乗客にタクシー代行証明を渡して事務所に戻る)
乗客たち「こんな風に一列に並ばせないで、行き先方向に並ばせて順番に聞けよ!」「そうだそうだ!」
係員たち(無言。多分敢えて無視している。)
係員A「それでは、一列に並んでください。順番にお聞きします。」
乗客たち「だ〜か〜ら〜。なんで一人一人聞いてんだよ!方向別に並ばせて、まとめて対応しろよ!」
係員B(さっき列の最初に聞いた人が行く方向の代行証明を手に登場し、叫ぶ)「大久保方面の方!」
大久保方面の乗客たち(係員に殺到)
大久保方面以外の乗客たち「一体どうなってるんだよ!列に並ばせてるんじゃないのかよ!」
~~この繰り返しが延々20分間近く続く。その間に次の総武線快速で到着した乗客も登場し、改札口付近は大混乱~~
駅長クラスと思われる人、手にメガホンを持って登場。
駅長クラス(メガホンを小脇にはさみ)「えー、それでは、皆様、一列に並んでください」
乗客たち「おいおい、また一列に並べ、かよ!」「まず普通謝るだろ。謝れよ!」
(確かにこの20分間、駅員は全く謝っていなかった)
駅長クラス「えー、この度は申し訳ありません。それでは、皆様、一列に並んでください」
乗客たち「後ろまでお前らの声が聞こえないから大混乱してんだよ!ちゃんと段取りしっかりやれよ!」
駅長クラス「申し訳ありません。」(と、列の最初の人に行き先を確認。)
乗客たち「おいおい、それで結局一番前の人から一人一人聞くのかよ。さっきから行き先別に並ばせろよ!」
駅長クラス(乗客たちのことは全く無視。無視することがマニュアルに載っているのか?)
乗客たち「どうでもいいけど、小脇にいい物抱えてるんだから、メガホンでちゃんと指示しろよ!」
(それまでは駅長クラスは持っていたメガホンは使用していなかった)
係員C(紙を持って登場)「六実方面の方!六実方面の方!」
六実方面の乗客たち(係員Cに殺到)
乗客たち「もういい加減、勘弁してくれよ!」
~~ここから約10分。私はもうタクシーなんかどうでもよくて、この情けない対応を見て置く必要があると思った。周りでは動画撮影している人もいた。~~
結局、私が改札口に到着してから40分、その間乗客たちが自主的に行き先別に並び、順番に代行証明を受けとって改札口を出て行った。
私は鎌ヶ谷方面であったが、歩いて40分もかからないので徒歩で帰ろうと改札を出た。改札の外は忘年会シーズンのごとくタクシーに乗る人たちで長蛇の列。その列の中に、さっき私の隣で、大声でクレームしていた大柄な男性がいた。その彼に「お疲れさんです」と声をかけられた。私も「お疲れさまです。ひどかったですね」と返答したら、その彼が
「どちらまでですか?」
と聞くので、私は「鎌ヶ谷のずっと手前です。歩いて帰れるんで大丈夫ですよ。」と答えた。そしたら、
「どうせ大勢で行くんですから、一緒に行きましょうよ。途中で下りればいいですから」と言われた。彼の周りには3名、こちらを見てにっこりされていた。
ということで、私はこの4名と一緒にタクシー乗り場で並ぶことになった。男性2名、女性2名で、いずれも30代前半〜半ばという感じだが、職業はバラバラという印象だ。
私を含めて5名、みんな初対面なのであるが、JR船橋駅の駅員・係員と戦った、いわば「戦友」みたいなもので、会話は全くぎこちなく始まった。もちろん、基本的にはJRの手際の悪さを責める「悪口」だったのだが、今日はこんなことした、あんなことした、鎌ヶ谷にタクシーで行くためには、意外と市川から乗ると近いよ、といった便利ネタ、しまいには、今回はJRが悪いと思うけど、東武の終電も待ってるべきだよね、という東武鉄道へのとばっちりとも思える発言などなど、並んでいる20分間はあっという間に経った。
なんだかんだで、我々はタクシー乗り場の一番前の列に。そのとき私は、「もしかしたら5人でタクシー乗るって、定員オーバーじゃないの?」と思った。
じきにタクシーは登場、例の大柄な男性が「すいません、5人乗れますか?」と聞いてくれた。答えはNO。その男性が「それじゃ、3人と2人に分かれて乗りましょうよ」と行ってくれたのだが、そうすると2台目のタクシー代がかかってしまう。
結局のところ、グループの5人目は私だったので、私は覚悟を決めて、そのグループから離れることにした。当然のことだし、彼らも怒ったり苦労した末のことなので、それを私が邪魔してはいけない。
ということで、そのグループに私はさよならを言い、その中の女性に「また改札で券もらってきたらいいよ」と言うはげましの言葉をかけてもらい、列から離れた。
でも、タクシー乗り場の長蛇の列を見てしまうと、タクシーに乗れるのはあと1時間後かと。そうしたら歩いた方がいいかなということで、歩いて帰宅することにした。
到着は午前2時20分。
長い一日で、腹の立つこともあったが、見ず知らずの人との意気投合なんかがあると、そういう疲れやいらつきも吹っ飛ぶもんだな、と思った次第。またあのメンバーに会うことはあるんだろうか。そう言うことでもあればいいな、と思った、そんな「意外といい幕切れ」の一日であった。
それにしても、このJRの対応は何なんだろうと思った。今回は電車が遅れた時の対応だけど、JRの危機管理、果たして大丈夫だろうか?









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