2月18日から11日間、米国出張に行った。経費削減の折、なかなか出張の許可が下りなかったものの、年に1度の展示会もあり、ようやくOKが出た。我が社からの出張者は5名。そのうち会社の幹部1名は1日後に出発になるので、4名でデルタ航空に乗り込んだ。
まず向かったのがロサンゼルス。ものすごく久しぶり。到着した日はこれでもか!と太陽が照りつけていて、暖かい暖かい。これがカリフォルニアか。
空港到着後、軽く休憩しレンタカーを借りに行った。
実は70kgほどの製品を2台、30kgほどの製品を1台、関連の荷物などを別送していたので、現地のフォワーダーの倉庫へ荷物のピックアップをしに行ってからホテルに向かわなければならない。日本を出る前、私がミニバンを1台、上司がセダンを1台予約して行ったのだが、よく考えたら乗っかる訳がないと、飛行機の中で考えていたため、急遽車種変更した。
「今予約しているミニバンより一回り大きいのに乗りたいんだけど」と伝えたところ、レンタカーの受付のおばちゃんが少しにやっとしながら、「12人乗りのがあるけど、それに乗る?」と聞いてきた。
正直、荷物が乗り切らなかったら2往復しなくては行けないので、大きいに越したことはないと、即決。「かなり大きいよ」と言われたが、今思えばアメリカ人が「車大きいよ」ということはかなりでかい訳だ。
受付のおばちゃんは、「もし大き過ぎたら他の車にしてあげるから」と言っていた。
で、指定されたところに向かうと、12人乗りの車が。
でかい。3列シートは日本でも乗っているので、アメリカでミニバンとかに乗ることは全く抵抗ないのだが、このサイズはさすがに乗ったことがない。
しかも、サスペンションが板バネ。
もうトラック並みである。
ちょうど、アメリカで空港に到着すると迎えにきてくれるホテルのシャトルバスがあるのだが、小さめのチェーン系ホテルのシャトルは、こんな感じだ。
自分の国外免許で乗れるのか?と一瞬思った。
とは言っても、困っていては始まらないので、取りあえず借りることにし、まずは後部座席を倒しにかかった。後ろに大きな荷物を入れる準備のために。
ところが、ここからが大問題。日本の車の感覚だと、後部座席は前や後ろに「パタン」と倒して荷物置き場を確保するもんだが、この頑丈な車は違う。後部座席が鋼鉄のレールにしっかりとはめられている。リクライニングなんてない。荷物置き場を確保するためには、その椅子を取り外さなければならない。
3列目だけでなく2列目も取り外す。取り外したものは外においておくことも出来ないので、車の中に積んでおく必要がある。
この作業、我々が慣れなかったせいもあり、20分くらいかかってしまった。我々は既に汗だく。時差の関係もあり疲労困憊である。
さて。車の他に、今回生まれて初めてカーナビを借りた。正直、アメリカのカーナビは信じていなかった。以前現地の人が使っていたカーナビが異様なほどひどいナビゲーションをするもので、自分で調べて行った方がいいと思ったためである。
だから、とりあえず気休め程度で借りることにしたのだ。もちろん、そのカーナビは車に備え付けのものではなく、シガレットライターを電源とする外付けのモノである。
結果的には、このカーナビは活躍してくれた。
生まれて初めて行くフォワーダーさんの倉庫は、LAXから15分くらい東方向に行ったTorranceにある。このカーナビは、きっちりと我々を正しい場所に連れて行ってくれた。
アメリカン・カーナビ、やるじゃないか。今まで見下していて、ごめん。
しかも、「5マイル以上、道なりです」とか言う。ナビゲーションを日本語でやってくれることも驚きだが、「道なり」なんて、今時の若い人よりも日本語が出来るかもしれない。
しかも、フリーウェイを走っていて、どの車線を走るのが良いのか、ということまでアドバイスしてもらえる。
あまりのカーナビの出来の良さに、我々は若干興奮した。これなら使える。
倉庫ではふーふー言いながら荷物を詰め込み、少し休憩してからホテルに向かうことにした。同行者がタバコ吸いたいということなので、カーナビをバッテリーから取り外し、ホテルの住所をインプットして、ルートを確定させた。
このカーナビはちゃんとGPS対応のため、モニターを持ちながらぐるぐる回るとちゃんと地図もぐるぐる回る。そんな遊びをちょっとだけしてから、我々は次の移動先である、ホテルへ向かった。
つづく。









コメントする