2025年ベストアルバム from TMR (10~6位)

こんにちは。2025年もとうとう大晦日を迎えてしまいました。

風邪とか、インフルエンザとか流行っておりますね。私も2日ほど前から風邪の症状が出ており、体調が悪いまま新年を迎えることになりそうです。

さて恒例の年間ベストアルバムの発表です。

2016年からスタートした年末の風物詩。今回とうとう10回目になります。
昨年に引き続きアルバムレビューを書く時間が十分取れませんでしたが、ちゃんと新譜は聴いております。候補もたくさんあります。
パソコンに向かうことができる間は、ライフワークだと思って継続していきます。

ベストアルバム選出のルールですが、従来同様10枚の作品を2つの記事に分け、10位から順番にカウントダウン方式でご紹介します。
そのほか、ルール及び注意事項は基本的に従来通りですが、下記いたします。

  • 対象作品の定義は、2024年12月から2025年11月までにリリース/配信開始した「アルバム」です。(ミニアルバム・EPは含む、maxiシングルは除きます)
  • いわゆる再発モノはランキングから外しました。
  • 過去作品のリミックスエディション・デラックスエディションの類もランキングから除外しました。
  • ベストアルバムや、過去に録音された未発表作品の類はランキングに含みます。
  • 順位付けは「自分がちゃんと聴いた作品」です。聴いてないものは対象外です。
  • 順位付けのポイントは、聴いた回数にある程度左右されるかもしれません。
  • つまり、これは主観的なベストアルバムですので、不満・クレームは受け付けません。賛同は大いに受け付けます!

それでは、スタートです。

No.10: The Reverend Peyton’s Big Damn Band / Honeysuckle

2003年に結成されたThe Reverend Peyton’s Big Damn Bandの10作目となる作品。今時?とさえ思ってしまうプリミティブなブルース作品が詰まったルーツ・ミュージックはむしろ新鮮に感じました。リゾネーターギター一本で歌い上げるアルバムタイトル曲やロバート・ジョンソンのカバー “If I Had Possession Over Judgement Day”、ゴスペル感たっぷりの “Looking For A Stranger”の他、ウォッシュボードまで使用した “One Dime Blues” (ブラインド・レモン・ジェファーソンがオリジナル)などなど全篇アコースティック。リーダーのReverend Peytonのギタープレイとエネルギッシュなヴォーカルが素晴らしいです。

No.9: BEGIN / 太陽

BEGIN、7年振りのアルバムは彼らの故郷である石垣島でのレコーディング。「ほなバイバイ ~大阪マドロス女~」のような明るくユーモラスな作品から、「なんくる君であれ」のようなしっとりと歌い上げる島唄調の作品まで、相変わらずのマイペースさで楽しめるアルバム。沖縄の離島あたりでのんびりと聴いてみたい、そんな雰囲気を漂わせます。

No.8: Paul Carrack / The Country Side Of Paul Carrack, Vol.1

イギリス出身、エース、スクイーズ、マイク&ザ・メカニックスで活躍したギタリスト/キーボーディスト、ポール・キャラックが初めてカントリー・ミュージックに取り組んだ作品。とても心地良いカントリー作品集となっています。80年代辺りのカントリーを感じさせてくれて、最近こういう音楽ないなあ、いいなあと素直に感じました。イーグルスのカバー、”Love Will Keep Us Alive”も収録。とにかくポール・キャラックのヴォーカルとカントリーの親和性の強さに驚いた、そんな作品でした。

No.7: ちゃんゆ胃 / HANABI (EP)

もう4年ほど応援しております愛媛出身の女性シンガーソングライター、ちゃんゆ胃の2枚目のEP。配信シングルを継続的にリリースする一方、本年はテレビ出演も果たし、来年には渋谷・eggmanでのワンマンライブも決定し、着実に成長を遂げておりますね。
今の地元を題材にした「シモキタ」や恋歌「花火」の他、壮大なバラード「最期の約束」など、本作でもさすがと思わせる作品が並んでいて大満足。
来年もどんどん成長していって欲しいとオジサンは思うのです。

No.6: Various Artist / A Tribute To The King Of Zydeco

「キング・オブ・ザディコ」と言えばもちろんクリフトン・シェニエのこと。ザディコはフランス語を話すクレオール系黒人が、ニューオリンズに根ざすケイジャン・ミュージックにR&Bやブルース要素を取り入れ発展してきた音楽です。そんなクリフトン・シェニエのトリビュート・アルバムが本作。
シェニエのファンを自称するローリング・ストーンズによる “Zydeco Sont Pas Salés”を始め、タジ・マハール、スティーブ・アール、ジョン・ハイアットなど錚々たるメンバーが参加した豪華な作品です。

以上、Tomy’s Music Reviewの2025年ベストアルバム前編、10位から6位までの発表でした。

引き続き、次の記事でトップ5を発表いたします。


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