2025年ベストソングス from TMR (プレイリストつき)

皆さん、こんにちは。
つい先程、大晦日恒例の2025年ベストアルバム10枚を紹介させていただきました。

リンクはこちらになりますので、是非ご覧ください。

2025年ベストアルバム FROM TMR (10~6位)
2025年ベストアルバム FROM TMR (5~1位)

さて、早速ですが、今回は2025年のベストソングのご紹介です。
こちらは文字通り「曲」にターゲットを絞りましてご紹介するもので、昨年に引き続き「好きな順番」という意味合いを含め10位まで順位を付けました。
とは言え、ザクッとした順位になります。
また、ベストアルバム同様、2024年12月から2025年11月までにリリースされた曲を対象にしています。

YouTubeで公式動画があるものは曲紹介の下にご紹介してあります。

なお、この記事の一番下にApple MusicとSpotifyのプレイリストを埋め込んでおきますので、興味を持たれた方は是非チェックしてみて下さい!

ベストソングは1位から発表します。では、どうぞ!

No.1: Mavis Staples / Beautiful Stranger

メイヴィス・ステイプルズの最新アルバムからの1曲を今年のNo.1にしました。
ベストアルバムの方でも1位にしましたので、二冠ということになります。
先ほどの投稿でも簡単に触れましたが、この曲はアメリカ・ボルチモアやフランス・パリで発生した銃乱射事件を憂い、ソングライターであるケヴィン・モービーが書いた曲です。歌詞も、メイヴィスのヴォーカルも、世の中の悲しみを全て包み込んでくれるようで、初めて聴いたとき感動しました。この包容力が最大の魅力で、文句なしにNo.1としました。

No.2: りんご娘、ライスボール&ジョナゴールド / ツクルってSTORY

第2位は青森が産んだアイドルグループ、りんご娘とライスボール、そして元りんご娘のジョナゴールドが参加した曲です。
この曲は、青森県が主体となり、産学官連携の土木に関する広報・人材育成の基本スキームである「Aomoriインフラアカデミー」の校歌として作られたものです。
りんご娘、ライスボールを手がけている多田慎也さんの作品は、本当にキャッチーで聴いていて前向きになれるような楽しさを感じますね。
この夏は何度も聴いてポジティブに生きておりました。

No.3: Bruce Springsteen and The E Street Band / Land Of Hope And Dreams

第3位は、御大ブルース・スプリングスティーン。残念ながらベストアルバムには選べませんでしたが、イギリス・マンチェスターで行われたライブEP、”Land Of Hope And Dreams” からのタイトル曲です。
2025年5月14日のライブを編集して6日後の5月20日にリリースするというスピードさ。このスピードが必要だったのは、ブルースがライブで、トランプ大統領に対するかなり直接的で辛辣な批判をメッセージとしていち早く伝えたかったからだと思われます。現代の「配信」だからこそ可能なやり方ですね。
そんな彼のメッセージが熱く、熱く伝わる作品となっています。
この曲自体は以前にリリースされたものですが、このライブバージョンがあまりに熱いのでランキングに入れることとしました。

No.4: ちゃんゆ胃 / 花火

第4位は、最近ずっと応援し続けているちゃんゆ胃の作品です。この曲、この夏に結構あちこちで聴くことができまして、特に外食しているときに有線で流れてくるというケースがとても多かったんです。その度に私は思わず「おっ!」と声を出していたはず。
アップテンポでキャッチーな恋の歌という感じで、上京してライブをこなしどんどん実力をつけてきている彼女の成長ぶりに、応援している私としてはニンマリしながら何度も聴きました。

No.5: 春風レコード / WAVE

昨年はベストアルバムに選出させて頂きました4人組バンド、春風レコードの作品が今年のベストソング第5位です。
2025年は配信シングルを3枚リリース。いずれも期待を裏切らない作品になっていましたが、その中で一番好きだった曲を選びました。
ファンク色の強いナンバーになっていまして「好みのタイプ」な曲でした。
結局ライブに行ける機会はありませんでしたが、うまく時間が合えば見に行きたいバンドです。

No.6: The Rolling Stones / Zydeco Sont Pas Salés

第6位は、ベストアルバムの方でもご紹介した、「キング・オブ・ザディコ」ことクリフトン・シェニエのトリビュートアルバムに収録されていた、ローリング・ストーンズの曲です。
正直、この作品について調べるまでストーンズのメンバーがザディコ好きだということは知らず、なぜこのトリビュートアルバムの1曲目にストーンズなのか?と思ったのですが、いざ聴いてみると、やっぱり好きなんだなあということがよくわかる作品になっておりましたよ。

No.7: Little Feat / Midnight Flight

第7位は、ベストアルバムでも上位に選出しました、リトル・フィートの最新作からの作品です。
昔からニューオリンズのビートやサザン・ロックで聴けるようなギタースタイルが大好きなので、このアルバムにはすぐ食いつきました。
スコット・シャラードのギター・ソロは、さすがグレッグ・オールマン・バンドにいただけのことはある豪快なもので、たまらんです。

No.8: BEGIN / なんくる君であれ

第8位は、石垣島で制作されたBEGINの最新アルバム「太陽」のラストを飾る曲。まるで石垣島の海辺の木陰で聴いているような、そんなゆったりした気分になれる島唄調の歌となっています。こういう曲をアルバムの最後に持ってこられると、聴く側はたまらないですねえ。

No.9: 安里1丁目ミラクルボーイズ / 奇跡の1マイル

第9位は、沖縄の芸人3名で結成された「安里1丁目ミラクルボーイズ」の曲です。この3名の中には、私が5-6年ほど毎週愛聴しております琉球放送(RBCiラジオ)の木曜日23時から放送されている「護得久栄昇アワー」にレギュラー出演している「なかち」が参加しており、このラジオ番組で頻繁に流れるということから配信をダウンロードした、という流れですね。曲は沖縄のメロディーをバックトラックにしたラップとなっていますが、歌詞を見ながら聴くと、沖縄以外の土地では想像もできない深い歌詞があるので、じっくり歌詞を聴きながら楽しんで欲しいと思います。
なお、タイトルの「1マイル」は国際通りのことを指していると思います。

No.10: Molly Tuttle / That’s Gonna Leave A Mark

第10位はモリー・タトルの最新アルバム “So Long Little Miss Sunshine” からのシングルカット曲です。
モリー・タトルは日本ではほぼ知られていないと思いますが、アメリカのブルーグラス界では数年前からよく知られるアーティスト(シンガー・ギタリスト)で、ビルボードのブルーグラスチャートでは上位に彼女のアルバムがランクインしております。
そんな彼女の最新アルバムでは、方向性をややカントリー・ポップに寄せてきたのか、アコースティック・バンド編成での曲が大きく増え、少々驚きもしました。
しかしながら、結構いい感じなのですね。しかもギターのテクニックがブルーグラスでやってきただけあって繊細。是非是非聴いてみて欲しいと思います。

以上、10曲のご紹介でした。
アルバムと違い、ベストソングの方は毎度のことながら日本の曲が多くなってきますね。

最後にここで、どうしてもトップ10曲に入れたかったけど残念ながら入れられなかった4曲を、ここでは曲名だけご紹介します。

フィロソフィーのダンス / 純白のHoliday
さよならポニーテール / 家
Doobie Brothers / Walk This Road (feat. Mavis Staples)
ちゃんゆ胃 / キャンドル

プレイリスト “2025 Best Songs from TMR”

それでは、プレイリストのご紹介です。
ベストソング10曲プラス入れられなかった4曲の計14曲をまとめてあります。

Apple Music

Spotify

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2025 Best Songs from TMR

それでは、みなさま本年もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。


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