2002年にリリースされたバリー・マニロウのベストアルバム。バリー・マニロウはベスト盤が大量にリリースされているアーティストの一人ですが、このベスト盤は選曲のバランスが良いと思います。デビュー曲から1981年のアルバム “If I Should Love Again” までからセレクトされていて、彼の絶頂機をたどるには最適なアルバムだと思います。
有名な “Mandy” 、 “Copacapana” ももちろん収録。”Copacapana” はいろんなバージョンの中、ラジオ向けにシングルカットされた短いバージョンではなくロングバージョンを収録されているのが嬉しい。曲の半ばのブレイクがあってこそあのラテンな雰囲気が盛り上がるものです。
あと、何と言っても良かったのは、前述したアルバム “If I Should Love Again” に収録された名曲、 “The Old Song” と “Somewhere Down The Road” が入っていることでしょうか。この頃の作品は、何故かあんまりベスト盤へ大々的に収録されることが少ないので、2曲収録されている点は評価いたします。特に “Somewhere Down The Road” は、地味なヒット曲(全米21位)ですが隠れた超名曲で、これぞバリー・マニロウのバラード！と言う雰囲気の曲です。
Tracks:
01: Mandy
02: It’s A Miracle
03: Could It Be Magic
04: I Write The Songs
05: Bandstand Boogie
06: Tryin’ To Get The Feeling Again
07: This One’s For You
08: Weekend In New England
09: Looks Like We Made It
10: Daybreak
11: Can’t Smile Without You
12: Even Now
13: Copacabana (At The Copa)
14: Somewhere In The Night
15: Ready To Take A Chance Again
16: Ships
17: I Made It Through The Rain
18: The Old Songs
19: When October Goes
20: Somewhere Down The Road
