
2024年リリースの、リトル・フィートの12年振りの新作。メンバーだったギタリスト、ポール・バレアが2019年にこの世を去ってから初めての作品で、ポール・バレアの後任メンバーとして、2000年代後半にグレッグ・オールマン・バンドでも活躍したスコット・シャラードが参加しています。
さて、本作は冒頭の “Milkman”を除き、ウィリー・ディクソン、マディ・ウォータース、リトル・ウォルターといったブルースの巨人たちのカバーがメインとなっております。まあ渋い。
また今まであまりリード・ヴォーカルを務めてきていなかったバンドのパーカッショニスト、サム・クレイトンがめちゃくちゃ渋い声を聴かせてくれます。また、“Long Distance Call” ではボニー・レイットも参加。南部のブルースの香りが強まってきています。特にブルースファンの方は痺れるのではないでしょうか。
カバー曲がほとんどではありますが、南部のロックと言うよりもブルースアルバムとして楽しめるいいアルバムです。
Tracks:
01: Milkman
02: You’ll Be Mine
03: Long Distance Call (feat. Bonnie Raitt)
04: Don’t Go No Further
05: Can’t Be Satisfied
06: Last Night
07: Why People Like That
08: Mellow Down Easy
09: Got My Mojo Working (Live)
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