KC & The Sunshine Band / The Best of KC & The Sunshine Band

関東地方も梅雨入りして、いよいよ蒸し暑い季節の始まり。こんな時はやっぱりマイアミサウンドということで、何と言ってもKC & The Sunshine Bandですねー。ということで、久し振りに彼らのベストアルバムをご紹介することにしました。

KC & The Sunshine Bandと言えば、やはり「ザッツザウェイ、アハーアハー」のフレーズが耳に残る”That’s The Way (I Like It)”でしょうか。これは1977年の全米No.1ヒット。

カラオケでも大概の場所ではこの曲はあったりするので、つい盛り上がりたいと思うんですけど、やはり世代の関係か盛り上がりにくく、盛り上げなくても良い席で歌う必要があります。
最近はこの曲を知らない人が多くなりましたしね。実は、カラオケの席でも2人以上この曲を知っている人がいないと「アハーアハー」のかけ声がなくなるので非常に寂しいものなのです。

ちょっと話がずれてしまったので、本題に戻りましょう。

彼らほど「蒸し暑さ」に似合うアーティストはなかなかいないと思います。彼ら以外ではちょっと雰囲気は変わるがThe Neville Brothersくらいでしょうね。まあそれはそれとして、彼らの魅力は小気味よいノリのギターのカッティングとホーンセクションにありますね。KC自身は白人なんですが、非常に黒人的なノリを聴かせる曲が多くて、このファンキーなギターは特徴的です。しかも、聴くからに大人数の編成ということがあって、そんなことで「暑さ」を感じさせるのでしょう。

私の一番好きな曲は、KCがソロ名義でリリースし全米トップ20ヒットになった”Give It Up”。ご多分に漏れず大人数的な暑さを感じさせ、これからのシーズンにぴったりです。このアルバムにももちろん収録されています。

KCは20歳代に大ヒットを連発したため、かなりの歳かと思ったが、まだ50歳過ぎ。かつてのサウンドを再現してくれることはなさそうですが、絶頂期だった70年代の曲たちは、今聴いてもなかなかよろしいと思います。収録曲は大ヒット曲のオンパレードなので、昔を懐かしむなり、夏を強く感じたりしながら聴いてほしいと思います。

Tracks:
01: Sound Your Funky Horn
02: Get Down Tonight
03: I’m Your Boogie Man
04: (Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty
05: Queen Of Clubs
06: That’s The Way (I Like It)
07: Keep It Comin’ Love
08: Please Don’t Go
09: Boogie Shoes
10: Let’s Go Rock And Roll
11: Give It Up
12: Do You Wanna Go Party
13: I Like To Do It
14: Shotgun Shuffle
15: Wrap Your Arms Around Me
16: All I Want

Author: tomyt

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