Tomy's Music Review

好きなアルバムの簡単なご紹介。

Frank Sinatra / Classic Sinatra: His Greatest Performances 1953-1960

1953年から1960年まで、フランク・シナトラが在籍したCapitol時代のベストアルバムです。

この頃のシナトラは、一時期のスランプを乗り越えた後の充実感に溢れ、声の艶やかさ、伸び、楽曲など、様々な点から考えても最盛期だと思います。彼としても一番生きのいい時期と言えるかもしれません。

このアルバムに収録されている20曲とも、フランク・シナトラの充実したヴォーカルを聴くことができます。この頃の作品で万人が知っている曲、つまりスタンダードは “Someone To Watch Over Me”、”Night and Day”、”Come Fly With Me” といったところ。美しいヴォーカルと見事なバックの演奏など、実に聴き応えがあります。これだけの人に対して言うのは失礼な表現ですが、「捨て曲」は全くないので、アルバム通して聴くことをお勧めしたいです。

「マイ・ウェイ」や「夜のストレンジャー」と言った、年季の入ったヴォーカルではなく、年齢的に38歳から45歳までのシナトラのヴォーカル。個人的には一番良い時期のヴォーカルだと思いますので、是非聴いてみてください。

なお私は、もし次回出張などでニューヨークに行く機会があったら、できるだけマンハッタンの景色が望めるホテルに泊まり、部屋で大ボリュームで聴きまくりたいと思っています。きっといい雰囲気だと思います。

Tracks:
01: I’ve Got The World On A String
02: I Get A Kick Out Of You
03: They Can’t Take That Away From Me
04: My Funny Valentine
05: Young At Heart
06: Someone To Watch Over Me
07: In The Wee Small Hours Of The Morning
08: I’ve Got You Under My Skin
09: You Make Me Feel So Young
10: It Happened In Monterey
11: Oh! Look At Me Now
12: Night And Day
13: Witchcraft
14: The Lady Is A Tramp
15: All The Way
16: Come Fly With Me
17: Put Your Dreams Away
18: One For My Baby (And One More For The Road)
19: Come Dance With Me
20: Nice ‘N’ Easy


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