Alabama / The American Farewell Tour

Alabama / The American Farewell Tour

80年代に一世を風靡したカントリー系バンド、Alabamaのベストアルバムです。

Alabamaのベストアルバムは、さすが人気バンドということもあり、選ぶのに迷うほどあります。一般的にベストアルバムは、いわゆる”Anthology”ものが全体を網羅していて一番、という考え方もあるんですが、「ベスト」アルバムというからには「良い曲を程よい数選んで1枚のアルバムにする」という作業がないとベストアルバムとは言えないんじゃないか?というのが持論です。
従い、ベストアルバムにもいいアルバム、良くないアルバムがあると思っています。

さて、話を本作品の話に戻しますが、本作はAlabamaのベストアルバムの中では選曲・曲数ともバランスが取れている方だと思います。全てがヒット曲であるし、特に絶頂期のものをきちんと網羅しています。彼らが初めて放った全米カントリーヒットであり、また彼らのアイデンティティをストレートに表している “My Home’s In Alabama” に始まり、初の全米No.1カントリーヒットとなった “Tennessee River”、初の全米Top 40入りの曲であり、ポップフィールドでは最大のヒット曲、 “Love In The First Degree” など、Alabamaを知るには押さえておく必要のある曲ばかりです。
従い、Anthologyもののような高価なアルバムに手を出すには躊躇するけど、きっちりとヒット曲を押さえたいわがままな方(?)にはお薦めです。

ただし残念なところも1点だけあります。それは、 “My Home’s In Alabama” がシングルバージョンで収録されているということです。この曲、シングルバージョンでは4分ほどの曲で、ヒットした当時ラジオではこのバージョンが流れていたことも事実なのですが、デビューアルバムに収録されたこの曲は、彼らの故郷であるアラバマ州を源流とするサザンロックの定番である「長いソロ演奏」が続く6分半の作品なのです。この緊張感溢れるソロは、まさにこの曲のハイライトであり、ベストアルバムではこのバージョンを収録してほしかったと思うのです。
是非、彼らの初メジャー作である “My Home’s In Alabama” もチェックして欲しい。

なお、このアルバムはタイトルを一見したところ「ライブアルバムでは?」と勘違いしそうですが、スタジオ収録盤なので、お間違いなきように。

Tracks:
01: When It All Goes South
02: Love In The First Degree
03: The Closer You Get
04: High Cotton
05: Sad Lookin’ Moon
06: Feels So Right
07: Lady Down On Love
08: Down Home
09: Christmas In Dixie
10: Give Me One More Shot
11: Roll On (Eighteen Wheeler)
12: Song Of The South
13: The Fans
14: I’m In A Hurry (And Don’t Know Why)
15: Tennessee River
16: Old Flame
17: Dixieland Delight
18: Dancin’ Shaggin’ On The Boulevard
19: Mountain Music
20: My Home’s Alabama

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