Tomy's Music Review

好きなアルバムの簡単なご紹介。

Chuck Mangione / Greatest Hits

フリューゲルホーンの第一人者と言えるフュージョン系アーティスト、チャック・マンジオーネの1996年発表のベストアルバムです。

私が彼を知ったのは、1980年のレークプラシッドオリンピックのテーマ曲で、大ヒット曲となった “Give It All You Got” です。これでフリューゲルホーンの美しい独特の音色のファンになってしまいました。その後若干さかのぼり、 “Feels So Good” というアルバムを良く聴いたものです。今回初めてデジタル音源としてようやく入手しました。

それにしても、”Give It All You Got” は非常にいいですね。今年は暖冬だけれど、この寒い時期にこの曲が不思議とよく似合います。彼が冬季オリンピックのテーマ曲であることを意識して作った曲だからか、あるいは冬季オリンピックのテーマだと思っているからなのかは分からないのですが、雪山のイメージが広がってきます。このフリューゲルホーンという楽器、暖かい音色だと思っているんですけど、この曲に限っては違うところが何とも不思議ですね。

正直、全ての曲がいいと思う訳ではないのですが、”Feels So Good” や “Fun And Games” あたりはお薦め。それほど好きではない人も、あまり深く考えずBGMとして聴くのはもってこいの音楽だと思います。もちろん褒めています。

最後に、チャック・マンジオーネの写真は、フリューゲルホーンを大事そうに抱えている写真が多いです。これも音楽を愛しフリューゲルホーンを愛する彼の姿勢みたいなものを感じ、こちらも暖かい気分になってくるような気がします。

Tracks:
01: Feels So Good
02: Hill Where The Lord Hides
03: Bellavia
04: Fun And Games
05: Children Of Sanchez (Theme)
06: Land Of Make Believe
07: Give It All You Got
08: Chase The Clouds Away
09: Cannonball Run Theme
10: Doin’ Everything With You


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