Ronnie Milsap / 40 #1 Hits

Ronnie Milsap / 40 #1 Hits

 盲目のカントリーミュージックのスーパースター、Ronnie Milsapがメジャーデビューをした1970年から1990年代までにビルボードのカントリーチャートでNo.1に輝いた40曲に新曲を加えた、アンソロジーものである。もともと彼は長い期間RCAレコードに所属していたが、本作はヴァージンレコードからのリリースとなっている。

 Ronnie Milsapは1970年代後半から80年代前半にかけて、カントリーチャートだけでなくポップチャートでも”There’s No Getting Over Me”、”Any Day Now”などといった大ヒット曲を放っているのでご存知の方も多いだろう。

 初のカントリーヒットとなった”Pure Love” (Eddie Rabbitt作)から”Let My Love Be Your Pillow”まではかなりカントリー臭さが強いが、1977年の大ヒット”It Was Almost Like A Song”以降はポップ・バラード色の強い曲が中心となってくる。まずはこの辺のポップなところが聞き所かもしれない。

 その後、(今聴くと本当に大したことないが) ロック色の強いギターソロのためカントリーフォーマットのラジオ局からオンエアを敬遠されたという逸話のある”Stranger In My House”、一時期1950年代のR&B風作品を立て続けにヒットさせた頃の曲(“Lost In The Fifties Tonight”、”Happy, Happy Birthday Baby”)も並び、もともとは白人R&Bシンガーとして出発した彼らしい選曲ともなっている。

 最近ではレコード会社のプロモーションに恵まれず不遇の時を過ごしているが、40曲ものNo.1カントリーヒットを放った彼のアンソロジーというにふさわしい内容になっている。

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