脇田もなり / UNI

2019年の「RIGHT HERE」以来、アルバムのリリースがしばらく途絶えていた脇田もなりの4年振り、2023年9月リリースの4作目です。

本作も曲の良さ、アレンジの良さ、そして何と言ってもヴォーカルのテクニックの高さ、どれをとっても全く文句なしの作品に仕上げてくれました。いい曲しか入っていません。 相変わらず、プロデューサーのドリアンさんはいい仕事しています。ソングライティングには冗談伯爵も参加。

大阪拠点で活動するアイドルだった10代の頃から、伸びがあって迫力のあるヴォーカルが特徴だった彼女でしたが、あれから10年、今では少し抑え気味にしながら曲をコントロールしているんですよね。アイドル当時からずっと彼女のヴォーカル能力を気にしていた私としては、もなりさんがヴォーカリストとしてどんどん成長しているのを見ることができている(聴けている)ことは本当に嬉しいです。

時期的に、まるでコロナ禍で思うように音楽活動ができなかった鬱憤を晴らすような出来になっていますね。ライブで本領を発揮する彼女、ライブ活動も国内外で勢力的に動き始めているのですが、結局今までタイミングが合わず観ることができていません。

と考えている間に、本作がリリースされた2023年末に結婚を発表、少しの休養を挟んで、7人組の男女ツインヴォーカルバンド、YIKO(イコウ)に参加して音楽活動を継続しています。 YIKOではツインヴォーカルバンドということで、彼女のヴォーカルが全面的にフィーチャーされる場面が減っているのが残念ですが、時折チェックしております。

Tracks:
01: IRIS
02: UNI
03: PLACE
04: ONDO
05: めくるMake Love
06: La Shangri La
07: Sweet Pain
08: もなりの8ビート


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