皆さん、こんにちは。
2020年のベストアルバム、いかがでしょうか?
私は音楽評論家ではないので、評論はしないアルバム紹介をしておりますが、少しでも皆さんの共感、新たな興味などが得られましたら、これ以上嬉しいことはありません。
大晦日恒例、2020年のベストアルバムのご紹介はこちらですので、是非ご覧ください。
2020年ベストアルバム FROM TMR (10~6位)
2020年ベストアルバム FROM TMR (5~1位)
さて、新年恒例の、2020年のベストソングスのご紹介です。
順位付けはしませんが、概ねよく聴いて好きだった曲の順です。
YouTubeで公式動画があるものは曲紹介の下にご紹介してあります。
なお、この記事の一番下にApple MusicとSpotifyのプレイリストのURLをご紹介しておきますので、興味を持たれた方は是非チェックしてみて下さい!
Juice=Juice / ポップミュージック
正直今まであまり聴いていなかったハロプロのJUICE=JUICE。ある日ラジオから聞き覚えのある曲が流れてきたので、調べてみたらこの曲でした。もうちょっと調べてみたらKANの作品で、KANもこの曲をリリースしていました。多分聞き覚えがあったのはKANのバージョンだったからかも知れません。
私の大好きな70~80年代のポップミュージックのエッセンスがあちこちに散りばめられていて、何度聴いても楽しくて飽きない、そんな作品でした。
私立恵比寿中学 / シングルTONEでお願い
私立恵比寿中学「Playlist」からの1曲。アルバムレビューの方で熱く書きましたが、ポセイドン・石川さんの作品。「あの方」風の曲と「あの方」風の多重録音によるコーラスが秀逸。ちょっと大人っぽいエビ中メンバーのヴォーカルが実に合う大人向きのアイドル曲。名曲ですよ。
(YouTube公式ではプレミアムメンバーのみ視聴可能らしいです)
Bob Dylan / Murder Most Foul
ノーベル文学賞を受賞して初めてのアルバム “Rough And Rowdy Ways” のリリースに先立ち、3月に突然配信された曲です。17分ほどにもなる超長尺な曲なのですが、リリース直後から全米のラジオ局でかかりまくり、ビルボードの Rock Digital Song Sales チャートで1位に輝きました。
ジャケットを見て分かるように、ジョン・F・ケネディの暗殺を巡ったストーリーテリングな内容となっていて、当時の音楽に関わるキーワードもたくさん出てきます。実に重厚な、ボブ・ディランでしか書けない歌。これに限りますね。
中田裕二 / 海猫
中田裕二のアルバム「Double Standard」からの作品。
独特の歌詞とメロディ、そしてギターとヴォーカルがかなり癖になります。歌謡曲とJ-POPが見事に融合された名曲だと思います。
彼の音楽で注目すべきはコード進行。かなりひねったものになっていて、この曲含め彼の音楽が印象に残ってしまうのはこれが理由かと思います。
お子様には聴かせるのがもったいない、大人向けのチューンです。
フィロソフィーのダンス / ドント・ストップ・ザ・ダンス
実は今年若干距離を置いてみたフィロソフィーのダンス。メジャーデビューが決まった直後からのコロナ禍ということで、大変な1年だったと思いますが、メディア露出がすごく増えて充実した年だったのではないかと思います。
この曲は彼女たちのメジャーデビュー曲。ヒャダインが参加しているということでかなり話題になり、オリコン週間チャートでも2位を記録して、やっぱり嬉しかったですね。ただファンク好きとしては、もうちょっとファンク方面に攻めても良かったなというのが正直な感想。
…という方には、このシングルに収録されているDEZOLVEと共演するバージョンを聴いて欲しいです。こちらの方が私の好みにずっと合っていて、やっぱり実際の楽器演奏っていいなと思う次第です。
never young beach / やさしいままで
この曲はTBSラジオの「爆笑問題カーボーイ」で流れていて一発で気に入った曲です。ゆったりとしたアコースティックチューンで、一瞬はっぴいえんどか?と思わせる雰囲気を感じました。完成されたフォーク・ポップだと思います。
カラオケにも入っている曲なんですけど、カラオケ行けてないなあ。行って歌ってみたいなあ、な曲。
Chris Stapleton / Starting Over
11月にリリースされたアルバム「Starting Over」のタイトルソングです。
全体的にサザン・ロックさを感じるアルバムなんですが、このシンプルでアコースティックなアプローチは大好きです。アルバムの冒頭を飾るにはカッコ良すぎる局で、歌詞も実にグッときます(個人的に)。
流線形&一十三十一 / 悲しいくらいダイヤモンド
シティポップと言えば一十三十一であり流線形、と思いますが、この作品は両者が一度にクレジットされているから、濃いシティポップだと思います。ご多分にもれず、この曲もベタと言っていいほどシティポップです。いきなりのサビスタートなところも曲に強い印象を与えますね。青い空のジャケットがピッタリ合う昼向きの曲です。
この曲は、NHKテレビで放送のドラマ「タリオ 復讐代行の2人」の主題歌として使われているので、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。
(私はテレビ見ないのでわからないのですが…)
MVも結構好きで、普段こう言う映像で見ることのない流線形のメンバーも出演している、貴重な作品です。(セットはTVドラマのものを使ってるそう)
Indigo Girls / Shit Kickin’
Indigo Girlsの久し振りのアルバム「Look Long」のオープニングを飾る曲。相変わらずカッコいい曲演るなあというのが第一印象です。彼女たちのサウンドは、美しいハーモニーがアメリカの大地に広がっていく雰囲気を感じるのですが、歌詞は意外と辛辣だったりもします。
この曲はアーシーなアメリカンロックという雰囲気を持っていて、こういうのが好きな私はつい身体を前後に揺らしてしまいます。
布袋寅泰 / Find A Way (feat. Incognito All Stars)
布袋寅泰さんがロンドンでレコーディングした最新作「Soul To Soul」からの1曲。Incognito All Starsの参加、そしてヴォーカルにはさかいゆう、福原みほの2名が参加するという実に豪華な曲になっています。ベタかも知れないけど、ストレートなメッセージが刺さります。
※この曲のMVがないため、曲がバックで流れる中でメッセージを送るさかいゆう、福原みほご両名の動画を上げておきます。
以上、10曲のご紹介でした。
最後にここで、どうしてもトップ10曲に入れたかったが泣く泣く外した7曲を曲名だけご紹介します。
John Anderson / Tuesday I’ll Be Gone (feat. Blake Shelton)
Marcus King / Wildflowers & Wine
Tower Of Power / Sleeping With You Baby
土岐麻子 / HOME
RYUTist / 時間だよ
Miranda Lambert / Bluebird
Negicco / 午前0時のシンパシー
今年は昨年と比べるとアイドル系が減少してアコースティックな音楽が増えている気がします。微妙な心境の変化でしょうかね、我ながら興味深いです。
もっとも、今年メインで聴いたのは2019年以前の音楽だったかも知れません。
さて、サブスクのプレイリストです!
Apple MusicとSpotifyを準備しましたので、宜しかったらお使いください。
Apple Musicはこちら↓
https://music.apple.com/jp/playlist/2020-best-songs-from-tmr/pl.u-jV89eMjTrDvMZ
Spotifyはこちら↓
https://open.spotify.com/playlist/0mU15pBh2ovauMM0GLQAA8?si=DM1aAkMeTXCQjMWXRsAhGA
★ 何と、JUICE=JUICEの曲はサブスク解禁になっていなかったので、プレイリストに含めることができませんでした!
ですので、プレイリストは16曲、約80分となります。
今年もTomy’s Music Reviewを贔屓にいただきありがとうございました。
来年もいい音楽に出会いたいと思っています。できるだけいろんな「良い音楽」をご紹介していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!
では皆さん、良いお年を!アディオス!
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