皆さん、こんにちは。
2021年もとうとう最終日となりました。
今年は昨年に引き続きコロナ禍により、一部活動も再開されたものの、自粛モードは続いています。音楽業界では落ち着きを取り戻しつつも、海外アーティストのライブは実現せず、来年に持ち越しという感じです。まだオミクロン株の感染も懸念されますので油断は禁物。引き続き感染しないよう対策をしていきましょう。
さて恒例の年間ベストアルバムの発表をさせていただきます。
昨年同様10枚の作品を2つの記事に分け、10位から順番にカウントダウン方式でご紹介します。
そのほか、ルール及び注意事項は基本的に従来通りですが、下記の通りです。
- 対象作品の定義は、2020年12月から2021年11月までにリリースされた「アルバム」です。(ミニアルバム・EPは含む、maxiシングルは除きます)
- いわゆる再発モノはランキングから外しました。
- 再発モノと似ていますが、過去作品のリミックスエディション・デラックスエディションの類もランキングから除外しました。
- 但しベストアルバム、過去の未発表作品の類はランキングに含みます。
- 順位付けは「自分がちゃんと聴いた作品」です。聴いてないものは対象外です。
- 順位付けのポイントは、聴いた回数にある程度左右されるかもしれません。
- つまり、これは主観的なベストアルバムですので、不満・クレームは受け付けません。賛同は大いに受け付けます!
それでは、スタートです。
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No.10: Emmylou Harris & The Nash Ramblers / Ramble In Music City: The Lost Concert
エミルー・ハリスと、サム・ブッシュ率いるザ・ナッシュ・ランブラーズによる過去の未発表ライブ作品です。
これ、心身(特に心)が仕事で疲れた時、清涼剤のようにエミルー・ハリスの歌が聴きたくなり、何聴こうかなと探してた時に偶然見つけたアルバムでした。エミルーの過去発表曲が多かったのですが、ブルーグラスバンドをバックに付けた歌も実に美しかったので、心が落ち着きました!
心が疲れた時に本当に良い薬になるので、是非お手元に。
No.9: Morgan Wallen / Dangerous: The Double Album
カントリーが続きますが、このモーガン・ウォレンの2枚組大ヒットアルバムをここに置きます。
本作品は既に全米で200万枚以上を売り上げる大ヒットになっていますが、その一方で彼による差別発言が大騒動となってしまい、各地でエアプレイの取りやめなども起こりました。全体の音作りは昨今のコンテンポラリー・カントリー作品同様、打ち込みの多用、ロックやヒップホップとの融合などがあったりするものとなっていますが、何と言っても2020年に全米6位まで上がった名曲 “7 Summers” の美しさが印象に残りました。
No.8: Tony Bennett & Lady Gaga / Love For Sale
御年95歳のトニー・ベネットと35歳のレディ・ガガのデュエットアルバムです。
コール・ポーターのカバー集である本作、2人の艶のあるヴォーカルがとにかく美しい。私のように、おじいさんをしっかりサポートする孫、という先入観で聴くと、トニー・ベネットのあまりの健在さに驚くことと思います。とにかく「歌勝負」のいい作品でした。
No.7: Los Lobos / Native Sons
これはまだ本編の記事でご紹介してないので、近々やりたいと思います。
ロス・ロボスの17枚目のスタジオ作品で、コンセプトとしては「ロサンゼルス出身のアーティストの楽曲をカバーしたアルバム」です。(1曲だけオリジナル曲も収録)
私の知ってるところではバファロー・スプリングフィールド、ビーチ・ボーイズ、ウィリー・ボボ、ジャクソン・ブラウン、WARなどなど。その他にも、ラテンロック、ラテンジャズ、ブルース、ロックなどあらゆるジャンルの作品をカバーしていて、ロス・ロボスがそれらを見事に調理していて、まさにカバーアルバムのお手本と言った感じ。アメリカの音楽の奥深さも感じる作品でした。
個人的にはジャクソン・ブラウンのデビューアルバムに収録されていた “Jamaica Say You Will” が心に響きましたねー。
No.6: Prince / Welcome 2 America
こちらもまだ本編で紹介記事書いてませんでした…。
プリンスが2010年に録音してお蔵入りになっていたアルバムが、死後5年経って完全新作として発売されることになったことは、今年の夏の大ニュースでした。
冒頭のタイトル曲からファンク、ロック、ポップといろんなタイプの音楽を自由に行き来するプリンスの凄さを改めて感じ、ゾクゾクしました。
未だにこの作品集がタイムリーにリリースされずお蔵入りになったのか分かっておらず(多分永遠にわからないでしょう)、発売当時は「これは本当にプリンスが望んでいたリリースなのか?」と言った議論もあり、私も若干そんな気持ちにもなったりしたのですが、やっぱり聴いてみるとすごくて、どうして当時リリースしなかったんだ?という素人っぽい感想を持ちました。音もきれいでとてもいいです。
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以上、10位から6位の発表でした。昨年よりも更にジャンルがバラバラになっています。
引き続き、次の記事でトップ5を発表いたします。
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