AC/DC / Power Up

 2020年11月リリース、AC/DCにとってはRock Or Bust 以来6年ぶりのアルバムです。
この間、フィル・ラッドが逮捕されて脱退したりマルコム・ヤングが亡くなったりといろいろあったので気を揉んでいたのですが、フィル・ラッドが復帰し、マルコムの後釜として参加した甥っ子のスティーヴィー・ヤングも頑張っていて今回のリリースとなりました。いやあ、良かったです。

アルバムの感想を一言で言うと「このスタイル、何も変わってない」です。これは彼らにとっては褒め言葉だと思うのですが、変わってないですね。
前作 Rock Or Bust では、ブライアン・ジョンソンの声に衰えが?という気も少ししたんですが、今回はその雰囲気もなく絶好調です。先行リリースされた “Shot In The Dark” を聴けば安心します。ブライアン、もう今年で73歳だというのに、あの声を出し続けられるのはすごいと思います。アンガスの重くてシンプルでブルージーなリフも健在。AC/DCをちゃんと聴くようになって40年近くなりますが、その間このスタイルを続けられるのはすごい、いい意味でワンパターンの極みです。聴く側も飽きずにずっとついて行けています。ナイスアルバム。

Tracks:
01: Realize
02: Rejection
03: Shot In The Dark
04: Through The Mists Of Time
05: Kick You When You’re Down
06: Witch’s Spell
07: Demon Fire
08: Wild Reputation
09: No Man’s Land
10: Systems Down
11: Money Shot
12: Code Red


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