David Allan Coe死去のニュース

2026年4月29日、カントリーのシンガーソングライター David Allan Coe の訃報が入ってきました。享年86歳。

カントリーミュージックがポピュラーではない日本で彼のことを知っている人は少ないかも知れません。

私が彼の存在を知ったのは1980年頃。曲は覚えていないのですが、アメリカでカントリーの放送を聴いている時にDJの人が紹介する ”David Allan Coe” という名前が珍しくて印象に残りました。

またソングライターとしては Johnny Paycheck の 1977年のヒット曲 “Take This Job And Shove it” (全米カントリーチャート1位)が David Allan Coeによる作品だと言うことを現地の新聞で読んで彼の名前を認識したりしました。

David Allan Coeは、カントリーミュージックビジネスの中心地であるテネシー州ナッシュビルで商業カントリーに染まりたくない人たち、つまり「アウトロー」と呼ばれるアーティストの一人です。

私はいわゆるナッシュビル・サウンドが好きな一方、彼やウィリー・ネルソン、ウェイロン・ジェニングスなど、「アウトローカントリー」と呼ばれるジャンルの音楽もかなり好きで、David Allan Coeも好きなアーティストの一人でした。

私が一番よく聴いた曲は、1983年にリリースされた “The Ride” と言う曲で、この曲は全米カントリーチャートで4位まで上がるヒット曲となりました。

アラバマ州モンゴメリーでヒッチハイクをしていたミュージシャン(彼自身?)が、幽霊のように真っ白な顔をした男の車に乗りナッシュビルに向かうと言うストーリーで、途中で車を降りる時にその男が「みんなが俺のことをハンクと呼んでる」というもの。カントリーミュージックを知っている人なら、この「ハンク」が誰を想起させるか分かりますよね。

2000年代以降はアルバム制作はあまり行わず、ライブなどに出演したりしていたようです。YouTubeなどを見ますと、長髪に長い髭を蓄えた(レオン・ラッセルみたいな風貌の)彼の動画を見つけることができます。

私が持っている唯一のアルバムは、この “Crazy Daddy” という作品。

1989年の作品で、ほぼリアルタイムで購入。

ニューアルバムだと思って買って後で調べたら、過去の3作から選曲された8曲に新曲2曲を追加したコンピレーションでした。
別段「ベストアルバム」という訳でもないです。
このアルバムを最後に、彼はコロンビアレコードとの契約を終えているので、契約か何かの関係でこのアルバムが制作されたのかなと思います。

彼のようなアーティストがいなくなってしまうのは寂しいですが、これも時の流れ。安らかにお眠りください。


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