Lady A / What A Song Can Do

2021年リリースの、Lady A 8枚目のフルアルバムです。
本作品は、彼らが2020年にグループ名をレディ・アンテベラムからレディ・Aに変更してから初めてのアルバムリリースとなります。

実は、本作リリース前の6月に、本作に含まれている7曲をミニアルバム (アルバム名は “What A Song Can Do (Chapter One)” と言う形でリリースしておりました。そのミニアルバムは、タイトルを見る限り本作の先行リリース盤的な位置付けだったのかな?と思われますが、真相はよく分かりません。
そういうこともありまして、本作に収録されている14曲中7曲は以前聴いたことのある曲、ということになります。

アメリカの人種差別などの問題に巻き込まれたり、変更後のグループ名と同名のバンドが存在していたことなどでゴタゴタしていた彼らでしたが、サウンドの方は変わらず、明るめのポップ寄りのカントリーな曲が中心となっていて、少しホッとした次第です。”Like A Lady” や “Chance Of Rain” “In Waves” などが聞きやすいと思います。

その他、カーリー・ピアース、トーマス・レット、ダリウス・ラッカーと言った人気アーティストがヴォーカルで参加している ”Friends Don’t Let Friends” もお勧めです。

ポップ・フォーマットでも受け入れられるように意識しているのではないかと思われますが、半面カントリーさが少ないため、カントリーファンの皆に受け入れられるかどうかはちょっと不安な部分があります。ですが、ジャンル分けなど気にしないポップファンにはもっと聴いてほしいと思います。

Tracks:
01: Talk Of This Town
02: What A Song Can Do
03: Like A Lady
04: Things He Handed Down
05: Fire
06: Chance Of Rain
07: Worship What I Hate
08: Where Would I Be
09: Friends Don’t Let Friends
10: In Waves
11: You Keep Thinking That
12: Be That For You
13: Workin’ On This Love
14: Swore I Was Leaving


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