Tomy's Music Review

好きなアルバムの簡単なご紹介。

Rascal Flatts / Me And My Gang

Rascal Flattsの第4作目となる2006年発表のアルバムです。

前3作までは多少アイドル的な取られ方をしたりしていましたが、本作はなかなかの力作。冒頭のドラマティックな “Stand” から全米大ヒットしたバラード曲、 “What Hurts The Most” あたりの流れで私は完全にノックアウトされました。 “What Hurts The Most”についてはまさに泣けるミュージックビデオが作られているので必見です。

その後にも”Backward”のようなアップテンポのカントリー、大ヒットした “My Wish”のようなミッドテンポの曲など、バラエティに富んだ曲が楽しませてくれます。

そして “What Hurts The Most” と並んでお気に入りなのが、アルバムのタイトル曲でもある “Me And My Gang”。これはカントリー色が薄い、かなりロック的なアプローチの曲。これはかなりドライブ館のある曲で乗れます。こちらのミュージックビデオはラスベガスの野外で撮影され、多くの観客を前に演奏する彼らを映したシンプルなものですが、今時のカントリーアーティストらしく、派手な花火のパフォーマンスがあったり、激しく動き回るヴォーカルのGary LeVoxを見ることができます。つい自分もその場にいるのではないかと錯覚してしまう臨場感もあります。特に日本にいると動く彼らを見る機会がないので、見ているととても嬉しい気分にもなります。

上にも書いたのですが、内容的にカントリーからバラード、ポップ、ロックとバラエティに富んだ内容となっており、聴くものを飽きさせない構成は気に入っています。カントリーの枠を超えて愛されるアメリカン・ミュージック・アルバムとなっていて、当然のことながら発売から日が経った今でもヘビーローテーションとなっております。

なお、日本盤やダウンロードサイトなどでは、映画 “Cars” の主題曲である “Life Is A Highway”が収録されていて、こちらも素晴らしい出来。オリジナルのChris LeDouxのものにかなり忠実にアレンジされていて、オリジナルバージョンが大好きな私としては、この曲も是非推したいと思います。

Tracks:
01: Stand
02: What Hurts The Most
03: Backwards
04: I Feel Bad
05: My Wish
06:: Pieces
07: Yes I Do
08: To Make Her Love Me
09: Words I Couldn’t Say
10: Me And My Gang
11: Cool Thing
12: Ellsworth
13: He Ain’t The Leavin’ Kind
14: Life Is A Highway


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