こんにちは。
2023年もとうとう最終日。
コロナの規制も緩み、とは言え征圧は全然できていないようで、インフルエンザも含めてウイルスにはまだまだ注意が必要ですので、皆様もどうか2024年をお迎えいただきたいと思います。
さて恒例の年間ベストアルバムの発表です。
2016年からスタートした年末の風物詩。今年で8回目になります。
年を追うごとに少しずつ体力が落ちてきているのは否定できませんが、この年末の作業はライフワークだと思って継続していきたいと思っています。
昨年同様10枚の作品を2つの記事に分け、10位から順番にカウントダウン方式でご紹介します。
そのほか、ルール及び注意事項は基本的に従来通りですが、下記いたします。
- 対象作品の定義は、2022年12月から2023年11月までにリリース/配信開始した「アルバム」です。(ミニアルバム・EPは含む、maxiシングルは除きます)
- いわゆる再発モノはランキングから外しました。
- 過去作品のリミックスエディション・デラックスエディションの類もランキングから除外しました。
- ベストアルバムや、過去に録音された未発表作品の類はランキングに含みます。
- 順位付けは「自分がちゃんと聴いた作品」です。聴いてないものは対象外です。
- 順位付けのポイントは、聴いた回数にある程度左右されるかもしれません。
- つまり、これは主観的なベストアルバムですので、不満・クレームは受け付けません。賛同は大いに受け付けます！
それでは、スタートです。
No.10: 中田裕二 / MOONAGE
コンスタントにアルバムをリリースしている中田裕二の12作目のオリジナルアルバム。どこかノスタルジックを感じる音作りと男の色気を感じるカッコいいヴォーカルは健在。この声には本当に魅了されます。大人のための落ち着いたロックアルバムでした。ホント、声に惚れますわ…。
No.9: 護得久栄昇 / 護得久栄昇大全 II
沖縄で一番儲けているという話もある護得久栄昇先生。とうとうテイチクレコードとの契約を果たしてのメジャー第１弾作品。前作「護得久栄昇大全」に引き続いて、沖縄のお笑いを感じることができながらも、音については沖縄民謡界で活躍しているやなは徹がプロデュースし、前川守賢、山川まゆみも参加していて、本格的です。
沖縄のお笑い要素満載の曲から、思わず涙腺が緩んできそうな鎮魂歌まで、バラエティに富んだ内容となっています。
No.8: Dave McMurray / Grateful Deadication 2
80年代からセッションプレイヤーとして活躍を続けているサックス奏者Dave McMurrayの最新リーダー作。
2019年リリースの「Grateful Deadication」に引き続き、Grateful Deadのカバー作品となっています。Grateful Deadファンとしては気になる作品ですよね。
Dave McMurrayとGrateful Deadとの出会いは比較的最近、ジェリー・ガルシア死去後なのですが、なぜかカバーアルバムを2枚も発表するというのは、相当影響されているんだなあと思います。
アルバムの雰囲気としてはジャズなのですが、違和感がありません。Grateful Deadの音楽はその即興性も含め、ジャズにも通じるものがあるなと感じます。
No.7: Dale Ann Bradley / Kentucky for Me
アメリカのブルーグラス〜アメリカーナ界隈で活躍している女性アーティスト、Dale Ann Bradleyの最新作です。
1997年のデビュー以来、コンスタントにアルバムをリリースして来ており、本作は13作目となります。
本作ではSam BushやJohn Anderson、J.P.Penningtonと言った、カントリーやブルーグラス界でよく知られたアーティストとの共演がとても心地よく、Dale Ann Bradleyの温かいヴォーカルがとても気持ち良い作品となっています。
No.6: Harold Lopez-Nussa / Timba a la Americana
キューバ出身のハロルド・ロペス-ヌッサのブルーノート移籍第１弾の作品です。
ジャズ、リズム＆ブルース、アフロ・キューバンをミックスしたような独特のラテン・ジャズにハーモニカの旋律がユニーク。演奏テクニックもあり、緊張感のあるスリリングな曲も多く、ジャズの新作としてはとてもいい作品だと思いました。
以上、10位から6位の発表でした。いかがでしたか？
引き続き、次の記事でトップ5を発表いたします。
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