The Fabulous Thunderbirds / Struck Down

1974年結成ですから、すでに50年以上のキャリアを持つ、テキサス州出身のブルース・バンド、ファビュラス・サンダーバーズが2024年にリリースした8年ぶりの作品です。

ファビュラス・サンダーバーズには、1990年までスティーヴィー・レイ・ヴォーンの兄であるギタリスト、ジミー・ヴォーンが脱退していたことでも知られます。現在の唯一のオリジナルメンバーは、リード・ヴォーカルとブルース・ハープを担当しているキム・ウィルソンだけになっていますが、基本的にほとんど変わらないブルース〜ロックンロールのスタイルで50年以上も続けてきています。テキサス・ブルースをベースとしてひたすら突き進むさまは潔い、そしてかっこいいです。

本作では10曲中5曲でゲスト・アーティストがフィーチャーされています。エルヴィン・ビショップ、ビリー・ギボンス(ZZトップ)、ボニー・レイット、ケブ・モ、タジ・マハール、ミック・フリートウッド(フリートウッド・マック)など超豪華な面々。バンドの50周年を祝うかのようですね。

特徴的なアーティストが参加しているとはいえ、そこはファビュラス・サンダーバーズ。ブレることなど全くなく、ブルージーナナンバーからストレートなロックンロールまで、余分なものは足さない、あくまでシンプルな作品を演奏してくれるところがやっぱり凄いです。

ブルージーな作品なら “Struck Down” や “Whatcha Do To Me” ”Nothing In Rambling”、シンプルなロックンロールなら “I’ve Got Eyes”、ブルース・ハーブバリバリの彼らのルート的なものを感じたいなら “Don’t Make No Sense” あたりがおすすめ曲です。

Tracks:
01: Struck Down (feat. Steve Strongman)
02: Don’t Make No Sense (feat. Terrance Simien)
03: Payback Time (feat. Billy Gibbons)
04: Nothing In Rambling (feat. Bonnie Raitt, Keb ‘Mo’, Taj Mahal & Mick Fleetwood)
05: Won’t Give Up
06: The Hard Way
07: Whatcha Do To Me (feat. Elvin Bishop)
08: I’ve Got Eyes
09: That’s Cold
10: Sideline


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