Red Hands / Red Hands

2017年にオハイオ州で結成された5人組のゴスペル&ソウルバンド、Red Handsが2026年にリリースしたアルバムです。

今回紹介するRed Handsを知ったのは、Instagramのリールで偶然耳にした曲、”Walking” の数十秒の演奏がきっかけでした。その数十秒だけで『これは最後まで聴いてみたい』と思わせるグルーヴを感じました。

メンバーはKhirye Tyler(キーボード/ボーカル)、Al Parker(ベース)、Jonathan Fields(ドラムス)、Gonelcha Askew(ドラムス)、Demetrius Beasley(ギター)の5名。メンバーはJay-Zやビヨンセ、ジェシカ・リーディを始めとした多くのアーティストの作品に参加したり、米NBCの番組にハウスバンドとして出演したりといったキャリアをキャリアを積んで来ています。

本作のリリースでちょっと意外だったのは、モータウン傘下のTamla Recordsからということ。Tamla Recordsと言えば、スティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイ、スモーキー・ロビンソンなどの名作が数多くリリースされたレーベルです。

アルバムに収録されているのは全11曲。派手さはなくシンプルな音作り、というのが第一印象。前述した”Walking”を始めとして、あくまでゴスペルを基調としながらも、今風のR&Bやファンク、ネオソウル、そして少しばかりのヒップホップの要素を織り込んだ作品です。
”That’s What He Said”のように派手目のギター・ソロが入る曲はあるものの、全体的には落ち着いたトーンの曲が多く、その点はゴスペル系の作品ということになりましょうか。

このジャンルの融合の雰囲気は、以前のレビューでもご紹介したことのあるザ・ワイナンズに通じるところがあります。

ゴスペルというと、いまだに「合唱団」的なイメージを持たれる方も日本では多いと思うのですが、数多くのゴスペル系のバンドが存在してますし、ゴスペルから派生したバンドもあります。
落ち着いた雰囲気で、ぜひ楽しんでほしい作品です。

なお、本作はデジタルのみのリリースのようで、Apple Music、Spotify、Amazon Music、Deezerのようなサブスク・サービスで探すことができます。上部のアルバムジャケットの下のボタンをクリックすると、Amazon Musicのページに飛びますので、よろしかったらお聴きください。

Tracks:
01: Prayer
02: Strays
03: Walking
04: Covered
05: Champion
06: Proud Of Me
07: Therapy
08: N Luv
09: Something About That Name
10: That’s What He Said
11: The Blessing Medley


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