Tomy's Music Review

好きなアルバムの簡単なご紹介。

Matchbox Twenty / Exile on Mainstream

リードヴォーカルであるロブ・トーマスのソロアルバムが出たりして、既に消滅状態だと思っていたマッチボックス・トゥエンティが、突然5年ぶりのアルバムをリリースしました。リマスターされたベストアルバムです。ベストアルバムといっても、全収録17曲中最初の6曲は新作であり、新作+過去のベストという構成になっています。

以前にもましてシンプルになったなというのが第一印象で、それもそのはず、ギタリストであるアダム・ゲイナーが脱退し、4人組となって初めての作品だからだと思われます。
とはいってもパワーは落ちていません。例えば最初のヒットシングルとなった “How Far We’ve Come” は、普段の彼らの曲より幾分アップデンポの曲となっています。最初はちょっと今までの雰囲気と違うかなと思っていたのですが、聴いているうちに、これこそが彼らの新しい魅力かなと思えるようになってきました。

冒頭に収録された6曲の新曲は、他の11曲と続けて聴いてみても、最初はやや違いを感じるものの聴いているうちに違和感がなくなり、まるで17曲収録のベストアルバムを聴いているのかと錯覚してしまいます。聴く者をぐいぐいと引き込む最初の6曲の構成も素晴らしく、その勢いで過去のヒット曲のオンパレード。良いベストアルバムになっております。

もちろん、大ヒット曲の “Bent” “If You’re Gone”も収録されてます。

Tracks:
01: How Far We’ve Come
02: I’ll Believe You When
03: All Your Reasons
04: These Hard Times
05: If I Fall
06: Can’t Let You Go
07: Long Day
08: Push
09: 3 Am
10: Real World
11: Back 2 Good
12: Bent
13: If You’re Gone
14: Mad Season
15: Disease
16: Unwell
17: Bright Lights


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