フィロソフィーのダンス / Funky But Chic

最近では「関ジャム」でも紹介されたりして、まさにブレイク直前、フィロソフィーのダンスのファーストアルバム (2016年発表)。私自身もかなりハマっております。

フィロソフィーのダンスは、2015年に結成されたアイドルグループで、あの加茂啓太郎氏が発掘した、彼が初めて手がけたアイドルです。

曲は全体的にアルバムタイトルが示す通りファンキーでおしゃれな感じが漂っていて、大人でもしっかり聴けるものとなっています。

ちなみに私の初めてのフィロのス経験は、このアルバムに収録されている「アイムアフタータイム」で、イントロのギターのカッティングで既に痺れてしまいました。昨年は、彼女たちの2ndアルバム「ザ・ファウンダー」を年間ベストアルバムに選ばせて頂いております。

さてこのファーストアルバムですが、やっぱり曲がいい。本作のタイトルから想像の通り、70年代後半あたりのすでに本格的と言っていいです。「アイドル・フィロソフィー」や前述の「アイムアフタータイム」は一般的なJ-POPとしても全く違和感なく聴く事ができ、パワフルな日向ハルと透明感のある奥津マリリさんが映える曲になっています。

アイドル的な一面としては「好感度あげたい!」が秀逸。メンバーの中でもゲーマーであり「アニメ声」とも評される十束おとはの弾けるヴォーカルが素晴らしい。一番アイドルっぽい佐藤まりあさんもこの曲がいちばん魅力的。

と言うことでこの作品、アイドル好きの方はもちろん、本格的な音楽好きにもお勧めできます。ライブもエネルギッシュですし、メンバー4人それぞれに本当に個性的で魅力的で…。皆さんもハマっちゃって欲しいです。

Tracks:
01: アイドル・フィロソフィー
02: アイムアフタータイム
03: オール・ウィー・ニード・イズ・ラブストーリー
04: 好感度あげたい!
05: いつか大人になって
06: コモンセンスバスターズ
07: 告白はサマー
08: VIVA運命
09: バイバイよりも
10: すききらいアンチノミー


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