東京女子流 / PERIOD. BEST 〜オトナニナルンダカラ〜

2017年10月にリリースされた東京女子流のミニベストアルバムです。

今回リリースされたベストアルバム、アルバムがピンク調の「キメテイイヨワタシノコト」と、このブルー調の「オトナニナルンダカラ」の2作品が一挙に発売ということで、ちょっとした話題になりましたが、今回ご紹介するのは後者の作品です。

さて、この「〜オトナニナルンダカラ〜」の方は、活動7年目の東京女子流の曲の中でも、前期〜中期あたりのものが入っています。全曲新録音。彼女たちの前回のベストアルバムは2015年リリースなので、小西彩乃脱退以降4人体制での初レコーディングの曲が多いと言う点でも注目の作品です。

以前の女子流の曲は、新井ひとみと小西彩乃の2人がメインヴォーカルの曲が多く、その中でも小西彩乃の迫力のある低音系ヴォーカルに魅せられるファンも多かったと思います。最近のライヴなどで4人体制のヴォーカルは聴いてはいたものの、どのようにレコーディングされるのか気になっていました。しかしこの作品を聞くと、確かに小西彩乃のヴォーカルを表現できなくなってはいるものの、他のメンバーがそれぞれの持ち味の中できっちりやっているなあと言う好印象です。特にLimited addictionでは、彼女のパートを声質の全く違う中江友梨がやっています。低音のズッシリ感は無くなっているものの、これはこれでやっぱりいいと言う、新たな発見ができました。それにしても、新井ひとみのヴォーカルは存在感を増してきましたねえ。

今の女子流が辿ってきた道を振り返る、そんな作品となっていると思います。

Tracks:
01: キラリ☆
02: 鼓動の秘密
03: ヒマワリと星屑
04: きっと 忘れない、、、
05: サヨナラ、ありがとう。
06: Limited addiction
07: illusion
08: 雨と雫


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